|
||||||
Japan Information-Culture Society JICSホームページに戻る |
||||||
1.第6回全国大会報告 |
テーマ発表
1.三重野博司(東日本国際大学)「情報文化と超情報化」
2.赤司秀明(日本学際会議主任研究員)「情報文化と学際化」
3.村上幸雄(栄養化学研究所)「情報文化における創造性評価仮説」
4.石黒邦宏(デジタルマジックラボ)「インターネットにおける経路制御プログラム―Zebraの開発を中心に」
5.小野知洋(金城学院大学)「金城学院大学における情報文化学科の設置にいたる経過」
一般発表
1.三石 博行(金蘭短期大学)「精神構造の経済機能と生活情報」
2.森田富士男(つくば国際短期大学)「連想」のデータベース化(発想支援システム・ツール)のモデル研究
3.平澤洋一(城西大学短期大学部)「言語文化体系化の問題点」
4.阪井和男(明治大学)「インターネット社会の意味と方向」
5.三好賢周(明治大学)「情報文化と伝統文化について―京都祇園祭を中心とした考察」
6.伊津信之介(東海大学福岡短期大学)「情報文化を育む広域ネットワーク」
◎引き続いて行われた第3回情報文化学会賞の受賞記念式典および表彰式は会長 片方善次氏、実行委員長水野幸男氏による挨拶の後、以下の方々が受賞された。
<学会賞>(副賞:パーソナルコンピュータ・一式(日本アイ・ビー・エム株式会社))
岩井俊雄氏(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー客員芸術家)
「インタラクティブアートの国際的活動に対して」
<学会賞>(副賞:マルチメディア図鑑5セット(アスキー株式会社))
小金沢祐二氏、伊藤健一氏、切東敬和氏、千葉桜洋氏(NTTデータ通信(株)所属:技術開発本部)
「マルチメディア手話教材の作成」
<学会賞>(副賞:パーソナルコンピュータ・一式(日本アイ・ビー・エム株式会社))森広一氏(成安造形大学助教授)
「Tripitaka玄奘三蔵求法の旅」
<論文賞>(副賞:マルチメディア産業応用技術体系(株式会社フジ・テクノシステム))
平澤洋一氏(城西大学女子短期大学部教授)
「日本語語彙の研究」
<論文賞>(副賞:マルチメディア図鑑5セット(アスキー株式会社))
坂野鋭氏、木田 博巳氏、武川直樹氏(NTTデータ通信)
「遺伝的アルゴリズムによる文字識別系の解析」
<論文賞>(副賞:マルチメディア図鑑5セット(アスキー株式会社))
宮島耕治氏、武川直樹氏、岡田守氏(NTTデータ通信)
「MDL原理に基づく正則化ー不連続性に対応する正則化パラメータの推定ー」
<産業部会賞>(副賞:パーソナルコンピュータ・一式(日本電気株式会社))
山田聡氏(トピー工業株式会社技術研究所)
「CGによる景観シミュレーションシステムの開発」
<産業部会賞>(副賞:パーソナルコンピュータ・一式(日本電気株式会社))
富田直美氏(ピクチャーテル株式会社代表取締役)
「高画質TV会議システムによる遠隔授業の開発と実用化」
◎情報文化学会総会終了後、懇親会も多数の参加者を得て、成功裡に終わった。
2.総会報告 |
1. 報告事項
(1)第6・7回全国大会の件
1. 平成10年度全国大会開催校 明治大学
全国大会実行委員長 夏井 副委員長阪井
2. 平成11年度全国大会開催校候補
青山学院大、大妻女子大、麗沢大、工学院大、立命館大のうちで選定予定
(2)支部・分科会報告(議題3にて報告)
(3)情報文化学会賞の件
(4)その他
1. 議題
(1)新役員の件(資料-役員一覧)
(2)決算報告・予算の件(4-5頁参照)
1.会計報告および監査報告について
前年度の会計報告および監査報告に問題がないことを承認
2.今後の監査について
来年度以降、分科会、支部、部会にも会計監査の必要性を確認
(3)組織改編の件
1. 委員会、分科会を発展的に解消し、研究部会制により独立採算の収支を明確にする。
マルチメディア分科会 →マルチメディア研究部会
21世紀ビジョン委員会 →21世紀ビジョン研究部会
伝統文化分科会 →伝統文化研究部会
他の分科会・委員会(編集委員会および大会実行委員会を除く)は本年度実質的な活動が行われなかったので、活動計画を見直した上で再提案を勧告する。
2. 組織改編に伴う人事について
21世紀ビジョン研究部会長 三重野担当理事:渋井
伝統文化研究部会長 平澤担当理事:平澤
マルチメディア研究部会長 荒川担当理事:石川
産業部会長 水野担当理事:中島
関東支部長 増田(隆)
編集委員長 増田(祐) 副委員長東山
全国大会実行委員長 夏井高人 副委員長阪井和男
夏井高人 http://www.isc.meiji.ac.jp/~sumwel_h/
阪井和男 http://www.isc.meiji.ac.jp/~sakai/
3. 特命事項
国内・国外の研修事業の企画運営を正木常任理事に特命事項として依頼。
4. 総括事務について
事務局長という名称は今後使用しない。
学会の事務的業務の遂行には、総括事務担当として中田常任理事が担当する。
5. 来年度監査時期について
来年度以降、総括事務、全国大会実行委員会、各研究部会、部会、各支部は会計報告をそれぞれ幹事に7月末日までに提出し監査を受ける。幹事は9月末までに監査を終了し総会を前にした常任理事会に報告書を提出する。
3.新旧役員一覧 |
平成9年度 情報文化学会役員(旧)
会長 :片方善治(システム研究センター理事長,金城学院大学 教授)
副会長:今井 賢[常任理事](立正大学 教授)、岡本敏雄 [理事](電気通信大学大学院 教授)
理事 :青野敬吾((社)パーソナルコンピュータユーザ利用技術協会 常任理事)、生駒幸運(立正大学 教授)、石川徹也(図書館情報大学 教授)、石田晴久(東京大学 名誉教授)、浦 昭二(新潟国際情報大学 教授)、大橋照枝(麗澤大学 教授)、加藤 昭(東海大学短期大学部 教授)、加藤善治郎((株)セコム 顧問)、河口洋一郎(筑波大学 助教授)、木村要一(成安造形大学 教授)、工藤秀幸(麗澤大学 教授)、小林博道(成安造形大学 教授)、篠田義明(早稲田大学 教授)、高橋三雄(筑波大学大学院 教授)、高橋禮司(放送大学 教授)、田中利見(上智大学 教授)、竹本宜弘(工学院大学 専任講師)、対馬勝英(大阪電気通信大学 教授)、鶴保征城(NTTデータ通信(株)常務取締役)、寺本義也(北海道大学 教授)、中田 平[常任理事] (金城学院大学 教授)、中島 洋(慶応義塾大学大学院 教授)、橋本 勝(岡山大学 助教授)、東山禎之(大妻女子大学 教授)、正木鞆彦[常任理事]((株)系コミュニケーションズ代表取締役)、増田祐司(東京大学 教授)、三重野博司(東日本国際大学 理事)、水野幸男(日本電気(株)特別顧問,前・情報処理学会会長)、三角順一(大分医科大学 教授)、村井隆文(東京工業大学 教授)、師岡孝次(東海大学 教授)、山下倫範(立正大学 教授) 監事:小貫泰志(公認会計士・税理士小貫泰志事務所)、坂本眞一郎(城西国際大学教授)
評議員:青木一雄(大分医科大学 助手)、青木智子(立正大学 講師)、石部公男(聖学院大学教授)、磯本征雄(名古屋市立大学 教授)、稲垣耕作(京都大学 助教授)、上山俊幸(千葉商科大学 助教授)、梅村坦(中央大学 教授)、香取 薫(弘前大学 助教授)、金山茂雄(東海学園大学 専任講師)、篠崎徳重(愛知女子短期大学 教授)、渋井二三男(城西大学女子短期大学部 教授)、菅原光政(県立宮古短期大学 教授)、近 勝彦(小樽商科大学 助教授)、中田直道(鶴見大学女子短期大学部 教授)、西村 徹(山梨英和短期大学 教授)、平沢洋一(城西大学女子短期大学部 教授)、細内信孝((株)ヒューマンルネッサンス研究所)、三尾直美(香蘭女子短期大学 助教授)、蓑田正彦(毎日新聞社)、望月哲也(立正大学 教授)
平成10年度 情報文化学会役員(新)
会長 :片方善治(システム研究センター理事長,金城学院大学 教授)
副会長:今井 賢[常任理事](立正大学 教授)、岡本敏雄 [理事](電気通信大学大学院 教授)
理事 :青野敬吾((社)パーソナルコンピュータユーザ利用技術協会 常任理事)、生駒幸運(立正大学 教授)、石川 昭(青山学院大学 教授)、石川徹也(図書館情報大学 教授)、石田晴久(東京大学 名誉教授)、浦 昭二(新潟国際情報大学 教授)、大橋照枝(麗澤大学 教授)、加藤 昭(東海大学短期大学部 教授)、加藤善治郎((株)セコム 顧問)、河口洋一郎(筑波大学 助教授)、木村要一(成安造形大学 教授)、工藤秀幸(麗澤大学 教授)、小林博道(成安造形大学 教授)、篠田義明(早稲田大学 教授)、渋井二三男(城西大学女子短期大学部 教授)、高橋三雄(筑波大学大学院 教授)、高橋禮司(放送大学 教授)、田中利見(上智大学 教授)、竹本宜弘(工学院大学 専任講師)、対馬勝英(大阪電気通信大学 教授)、寺本義也(北海道大学 教授)、中田 平[常任理事] (金城学院大学 教授)、中島 洋(慶応義塾大学大学院 教授)、橋本 勝(岡山大学 助教授)、東山禎之(大妻女子大学 教授)、平沢洋一(城西大学女子短期大学部 教授)、正木鞆彦[常任理事]((株)系コミュニケーションズ代表取締役)、増田隆昭(淑徳大 教授)、増田祐司(東京大学 教授)、三重野博司(東日本国際大学 理事)、水野幸男(日本電気(株)特別顧問,前・情報処理学会会長)、三角順一(大分医科大学 教授)、村井隆文(東京工業大学 教授)、師岡孝次(東海大学 教授)、山下倫範(立正大学 教授)
監事 :石部公男(聖学院大学教授)、坂本眞一郎(城西国際大学教授)評議員:青木一雄(大分医科大学 助手)、青木智子(立正大学 講師)、磯本征雄(名古屋市立大学 教授)、上山俊幸(千葉商科大学 助教授)、梅村坦(中央大学 教授)、香取 薫(弘前大学 助教授)、金山茂雄(東海学園大学 専任講師)、玄光男(足利工業大学 教授)、篠崎徳重(愛知女子短期大学 教授)、菅原光政(県立宮古短期大学 教授)、近 勝彦(小樽商科大学 助教授)、中田直道(鶴見大学女子短期大学部 教授)、夏井高人(明治大学 教授)、西村 徹(山梨英和短期大学 教授)、細内信孝((株)ヒューマンルネッサンス研究所)、三尾直美(香蘭女子短期大学 助教授)、蓑田正彦(毎日新聞社)、望月哲也(立正大学 教授)
4.マルチメディア研究部会報告 |
●平成10年度マルチメディア研究部会予告
今年の研究部会の開催予定は下記の通りです。2月の研究部会は正式にキャンセルしました。
◎第11回MM研究部会…5月30日(土)、1時半−4時、青山学院大学にて行います。
◎第12回MM研究部会…11月の明治大学における学会全国大会・研究部会セッションにて行います。
情報文化学会の会員全員にお知らせ!
マルチメディア研究部会は平成9年度から、別途年会費を徴収する独立部会としての活動をやめ、情報文化学会の分科会として活動を始めました。情報文化学会員の全員が発表と参加の資格があります。学会誌投稿の前哨戦としてマルチメディア研究部会での発表と参加を期待しています。
●第10回MM分科会研究会報告
開催日時:1997年11月8日(土)学会全国大会研究部会セッション
特集「マルチメディアと地域文化」
第10回MM分科会研究会は、情報文化学会第5回全国大会における研究部会セッションにおいて実施された。まず、司会の石川徹也氏(図書館情報大学)より、今回のテーマに関し、「マルチメディアをグローバリゼーションという視点で捉える」、「地域は地球規模という意味である」との説明がなされた。
1.「イスラム社会とMultimedia Super Corridor計画」
島村和典氏(NTT法人営業本部 マレーシアプロジェクト・ディレクタ)
氏は、自ら撮影したVTR等もまじえ、マレーシアの社会、文化、宗教等の概説のあと、国家プロジェクトMSCの現状を紹介し、マルチメディアを担ってきた文化圏とまったく違うイスラム社会での「社会実験として」、この国家プロジェクトを捉え、そのイメージ、問題点、課題等を明らかにされた。
そして、「マルチメディアを核に国起こしを計っていくことは、より宗教特色を離れ、欧米とくにアメリカと同じような応用を目指すことになるのか、マルチメディア応用は社会特性に合わせるよう多様化の方向の発展をもたらすことになるのか、マレーシアの実験は日本産業のアイデンテティを考えていく上でも大変参考になろう。」との認識を示された。
また別の言い方をするなら、「マルチメディアは、特徴ある社会特性を際立たせる方向に機能するのか/社会を一元化する方向に機能するのか、わが国にも参考になる部分が多いだけに注目を続けたい」とした。
2.「45言語EUの情報流通」
石川徹也氏(図書館情報大学教授)
工学系の立場およびプロジェクトに参加している立場から表題の報告が行われた。
EUが抱えている問題は、インターネットが急速に普及しはじめてもなお、「英語を解読できるが、容易に発信できない」我々日本ないし日本人の問題に通ずるものがあるとし、「15カ国、45言語」の多言語国EUの問題点と問題解決への努力を紹介し、幾つかの提案がなされた。
EUないしはヨーロッパが抱えている問題点は、次のとおり。
問題解決に向けての努力(情報流通システムの構築)は、次のとおり。
最後に結論、提案として、「インターネットの普及に伴い、我々日本人にも、同じく世界規模の情報流通に、言語の違いによる問題点が大きく立ちはだかっている。多言語対応に向け、EUの努力は参考のひとつとなる。機械翻訳システムの開発をはじめ、辞書資源の活用、情報発信にUDC標数付与等、実行開始を真剣に考える必要がある」とした。
記録:浅岡広久(株.スペック)
5.メーリングリストのお知らせ |
6.情報文化関係速報 |
名古屋大学 伊藤正之情報文化学部長が会長に就任
昨年11月1日に情報文化・情報社会系学科協議会が発足を見ました。全国の大学にある情報文化・情報社会系の大学の連絡と協議をはかり情報文化・情報社会セミナーなどを行う団体です。参考までに情報文化・情報社会系学科協議会会員学科の名簿を掲載します。
会員学科(14学科)
1 札幌学院大学 社会情報学部 社会情報学科
2 群馬大学 社会情報学部 社会情報学科
3 大妻女子大学 社会情報学部 社会情報学科
4 慶応義塾大学 環境情報学部 環境情報学科
5 東京経済大学 コミュニケーション学部 コミュニケーション学科
6 武蔵工業大学 環境情報学部 環境情報学科
7 新潟大学 人文学部 情報文化課程情報メディア履修コーース
8 静岡大学 情報学部 情報社会学科
9 金城学院大学 現代文化学部 情報文化学科
10 中京大学 情報科学部 認知科学科
11 名古屋大学 情報文化学部 社会システム情報学科
12 日本福祉大学 情報社会科学部 情報社会科学科
13 四日市大学 環境情報学部 環境情報学科
14 呉大学 社会情報学部 社会情報学科
15 文教大学情報学部 広報学科
オブザーバー(3学科)
1帝京平成大学 情報学部 文化情報学科
2名城大学 都市情報学部 都市情報学科
3愛知学院大学 情報社会政策学部 情報社会政策学科(平成10年4月設置予定)