ニューズレターNo.72を掲載しました(8/22)。
1.第30回全国大会・開催報告 (2022年11月5日(土),オンライン開催)
2022年11月5日(土),オンラインにて,第30回全国大会が開催されました。ご参加頂いた多くの方々, 開催に当たりご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。以下にて,大会プログラムの概要をご報告いたします。
<開会式> 9:20~9:30 開会挨拶:本田正美(全国大会実行副委員長)
<研究発表会> 午前の部:
第1セッション (9:30-11:30):「情報と地域」4件
(11:30~13:10:昼食休憩)
<総 会> 13:10~13:40
<研究発表会> 午後の部:
第2セッション (13:50~15:20):「情報と文化」3件
第3セッション(15:30~17:30):「情報と社会」4件
<閉会式> 17:30~17:40
閉会挨拶 須藤 修 (情報文化学会 会長、全国大会実行委員長)
2.情報文化学会第 42回役員会および 第30回通常総会について(オンライン開催)
1 号議案 2021 年度 事業報告案およびに収支決算案に関する件
事業報告案[報告事項]
1. 2021 年度全国大会の開催、2.委員会・支部・部会の活動、3.学会誌の発行、4.ニューズレターの発行、
5.学会 Web サイトの運営、6.学会賞の贈賞、7.会員数の状況(2020年9月時点)
収支決算案[報告事項] 2021年度 収支決算書(自2021年4月1日 ~ 2022年3月31日)
3.2022年度 支部・部会報告
・中部支部 研究会
【日時】:2022年12月24日(土)10:00~, 【会場】:椙山女学園大学 星ヶ丘キャンパス/オンライン
・九州支部 大会
【日時】:2023年2月11日(土・建国記念日) 12:50~16:30,【会場】:オンライン
・関東支部 研究会
【日時】:2022年2月26日(日) 13:15-16:15, 【会場】:三鷹市市民協働センター
4.第31回 全国大会開催のご案内
第31回全国大会は2023年 11月 18日(土) に開催いたします。発表のエントリー方法,発表原稿等の受付方法は下記をご参
照ください。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
4.1 統一テーマなど
*統一テーマ: 未定 (決定次第、発表します)
*日 程: 2023年 11月 18日(土)
*プログラム: 開会式,研究発表,役員会,総会,閉会式
*会 場: オンラインでの実施
*大会参加費 :不要
4.2 発表のエントリーについて
(1)エントリー期間/受付先
①受付期間: 2023年 8月22日 (火) ~ 9月 23日(土) *注意:この期間以外での受付は一切致しません。
②受付先: taikai@jouhou-bunka.jp (全国大会 発表申込・受付担当 平澤宛)
③申込方法:エントリー時に発表予稿論文を提出のこと。
(2)エントリー資格について
①著者のうち少なくとも一名は本学会の会員である必要があります。
②学部生や大学院生が第一著者や登壇者になることは妨げませんが、その場合には、エントリー時に指導教員の連絡先
も対応責任者の連絡先と合わせて届出して下さい。
③一人で複数の発表の第一著者や登壇者になることは認めません。複数の発表の共著者になることは妨げません。
(3)提出物:「発表予稿論文」
①メール本文に「対応責任者の連絡先」を明記して下さい。以後のやりとりは対応責任者の方と行います。
②提出後の変更は一切受け付けません。
※発表の順番・時間帯についての希望も受け付けません。
(4)発表予稿論文について
① 原稿の様式: A4 で 2 枚~4 枚 「MS-Word版」と「PDF版」、両方を提出
② 形式は自由(ただし、論文形式であること)。カメラレディ版での提出を願います。
③ 提出原稿につき、形式上・内容上で本大会の趣旨から著しく逸脱したものと実行委員会が判断した場合には、発表
を受け付けないことがあります。
5.『情報文化学会誌』への論文投稿
<各号の締切日>
各巻第 1 号への投稿:3 月15 日(消印有効)
各巻第 2 号への投稿:7月 10日(消印有効)
詳細は,学会ウェブの下記「学会誌」のページ,および下記「投稿規定」をご参照ください。
(「学会誌」のページ: http://jouhou-bunka.jp/journal)
(「投稿規定」: http://jouhou-bunka.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/tokokitei210322-2.pdf)
6. 「JICS便り」名誉会長 片方 善治 ― 「《責任あるAI》と情報文化学」―
21世紀に入ってから情報社会は新段階に突入した。SNSの展開で個人が情報発信者となった事だ。かつてない通信の世界が実現した。スマホは生活と企業活動を一変させた。2012年になるとAI研究で画期的な成果が上がり、大手企業のデータドリブンの激烈な競争は人々の思考や行動を左右するようになった。利便性が拡大する一方で、社会の混乱や分断を招いた。2023年になると、AIは人間のように自然な回答をする対話型AI(ChatGPT)が生成AIと呼ばれ普及するようになると、社会への影響が無視できない状況が急浮上した。先進諸国はこぞって「責任あるAI」の実現に立ち上がった。だが規則に動く欧州と利活用を探る日本とは同床異夢の構図がある。テクノロジーには利便性と危険性の両刃がある。この特徴を抑制するのは広い意味の文化である。情報社会が情報テクノロジーに傾斜していたとき、情報文化学会が創立したのは、学際的な情報文化学の体系化を目的としたからであった。「責任あるAI」に本学会の果す役割を認識すべきである。 |
詳しくは、ニューズレターNo.72をご覧ください。