Japan Information-Culture Society
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入会案内



入会の資格


 情報文化学会員になるには、学会の目的に照らして、入会の資格は学会・官界・民間を問いません。入会希望の方の自発的な意志によります。
 情報文化学会員は次のような特典をもちます。

(1)全国大会への参加
 年1回の全国大会に参加する権利をもちます。また、全国大会において論文の発表・作品の発表をおこなうことができます。発表が認められた論文・作品はその概要を予稿集に発表することができます。
(2)論文誌への投稿
 年1回刊行する情報文化学会誌への投稿の権利を持ちます。情報文化学会誌への投稿は、投稿規程を参照して下さい。
(3)各分科会・支部会への参加
 情報文化学会には後述の分科会・支部会があります。学会員はそれらの分科会・支部会に参加する権利を持ちます。

入会希望の方はOn Line申込書でお申し込み下さい。折り返し、学会事務局より入会金と初年度の年会費の振込用紙をお届けします。入金が確認された時点でその年度の学会誌、直近の全国大会の予稿集をお届けします。

入会金:1000円
年会費:一般会員6000円 学生会員4000円(2000年度より)


設立趣意書

 情報文化学会会長 片方善治


 近年における情報科学の発達とその応用は目を見張るものがあります。今世紀のなかばに出現したばかりのコンピュータは、ここ10年ほどの間に、ハードウェア・ソフトウェアの技術進歩の結果、企業や行政機関はもとより、家庭や学校教育のなかにさえ急激に浸透しました。そのことが産業構造を変え、新たなサービス業の発達を促し、社会 生活に、さらには人々の思考や行動様式に、少なからぬ影響を及ぼしております。が、それだけにとどまりません。情報科学の発達普及は、他方において、これまで人文科学といわれてきた学問のすべての分野に、理論上・方法論上の革新を促し、これをまったく新しい角度から見直す機運を作り出しました。それは、人間のことばも、知識の表現や伝達も、人々のつながりも、あるいは社会の制度や商品の流通も、さらには文化の創造や伝達・交流も、情報の受け渡しという観点から広く捉え直すことができる、そうすることで人間社会の様々な問題をより深く解明することができる、というパースペクティブなのです。つまり、人間とその文化を情報科学の視点から捉え直すこと、これが高度情報時代に即応した新しい科学が進もうとしている方向です。 このような情報と文化とを密接に関連付ける学問領域の形成は、コンピュータが生まれた時から始まっていなければならないはずです。あるいは、情報科学が成熟してきた現在だからこそ可能となるのかもしれません。情報の高度利用が一般的となった今日、改めて文化に眼を向け、情報文化という古くて新しいテーマに取り組むことが、次世代への有形・無形の橋渡しとなります。コンピュータを供給する側は、独自のコンセプトをその設計・製作・販売等の各戦略に反映させ、他方、コンピュータを利用する側も、自身のコンセプトに従ってコンピュータを活用します。これらのコンセプトを生み出す根底にはその人の培ってきた文化が存在するのです。文化がなければ、(ソフトウェアを含め)コンピュータを造り出すことも、使いこなすこともできないのです。 情報文化学会の設立は、こうした動向と視点とを踏まえ、情報文化という複合領域の学際的学問体系を新たに形成し、高度情報社会における文化発展に積極的に貢献しようとするものです。

目次


◆平成14年度 情報文化学会役員
会長 片方善氏(システム研究センター)
副会長
今井 賢 (立正大学)
荒川弘煕 ((株)NTTデータ)
理事
石川徹也 (図書館情報大学)
石部公男 (聖学院大学)
稲垣耕作 (京都大学)
大橋照枝 (麗澤大学)
加藤善治郎 (セコム(株))
河口洋一郎 (東京大学)
小林博道 (成安造形大学)
菅原光政 (岩手県立大学 )
竹本宜弘 (高崎商科大学)
寺本義也 (早稲田大学)
中島 洋 (慶応義塾大学)
中田 平 (金城学院大学)
橋本 勝 (岡山大学)
平澤洋一 (城西大学)
正木鞆彦 (系コミュニケ−ションズ)
増田隆昭 (淑徳大学)
増田祐司 (島根県立大学)
水野幸男 (日本電気(株))
三角順一 (大分医科大学)
村井隆文 (東京工業大学)
山下倫範 (立正大学)
横井茂樹 (名古屋大学)
監事
藤本孝一郎 (城西大学)
倍 和博 (麗澤大学)
評議員
石川幹人(明治大)
香取 薫 (弘前大学)
阪井和男 (明治大学)
坂本眞一郎 (県立宮城大学)
藤原博彦 (筑波大学)
安田孝美 (名古屋大学)


目次


◆学会活動実績
 (1)全国大会
   第1回全国大会 1993年11月 6日(土)
     立正大学(東京) テーマ「情報文化とは何か」
   第2回全国大会 1994年10月15日(土)−16日(日)
   成安造形大学(滋賀・大津)テーマ「マルチメディアと情報文化」
   第3回全国大会 1995年10月28日(土)
   立正大学(東京)テーマ「マルチメディアと人間」
   第4回全国大会 1996年11月 2日(土)
   金城学院大学(名古屋)テーマ「インターネットの仮想都市と情報文化」
   第5回全国大会 1997年11月 8日(土)[準備中}
   東京工業大学(東京)テーマ「情報文化への招待」
   第6回全国大会 1998年11月 28日(土)
   明治大学(東京)テーマ「インターネット社会と情報文化」
   第7回全国大会 1999年11月 20日(土)
   東京大学(東京)テーマ「EC(電子商取引)と情報文化」
   第8回全国大会 2000年11月18日(土)
   聖学院大学(埼玉県)テーマ「インターネット社会と情報文化」
   第9回全国大会 2001年7月28日(土)
   岩手県立大学 (岩手県)テーマ「サイバー社会と情報文化の創造」
   創立10年記念フェスタ 2001年10月28日(日)
   バリオホール (東京・水道橋) VIVA! JICS!
第10 回全国大会 2002年10月25日(金)名古屋
ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1番地)
統一テーマ「ブロードバンド&ユビキタス」
第11回全国大会 2003年10月18日(土)
東京大学(東京)山上会館

(2)部会
   ヲマルチメディア部会
    ヲ産業部会
   ヲ伝統文化部会
(3)支部
   ヲ関東支部
(4)学会論文誌[ISSN 1340-6531]
   第1巻(1994年11月発刊)
   第2巻(1995年10月発刊)
   第3巻(1996年10月発刊)
   第4巻(1997年11月発刊)
   第5巻(1998年11月発刊)
   第6巻(1999年11月発刊)
   第7巻第1号(2000年10月発刊)
   第7巻第2号(2001年3月発刊)
   第8巻(2001年12月発刊)
   第9巻(2002年10月発刊)
   第10巻(2003年13月発刊予定)

 (5)情報文化学会賞
  (審査委員長:河口洋一郎[東京大学])


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